22/02/2018
思い立ったので日記をつけることにした。大杉漣さんの訃報に、人生の刹那を感じて。今までも、著名な方々が亡くなられて、テレビやインターネット等でその訃報を目にする事は多々あったし、やはりその都度ショックを受けるし思うことはあるんだけど、大杉漣さんの死に関しては、何故か自分でも想像以上のショックを受けている。まるで、親戚や、よく知っていて可愛がってくれた近所のおじさんが亡くなってしまったかのような。素晴らしい役者さんではあるけど、別にすごいファンだったわけでもないのに。だから、とても不思議な感覚を味わっている。涙が次から次に溢れてくる。昔好きだったマイケル・ジャクソンが亡くなった時でさえ涙など流れなかったのに。何故だろう?32歳の時、大学時代にほんの一時期付き合って、でも訳あって数ヶ月で別れ、でもその後親友へと変わった男友達が亡くなった。癌だった。体調不良で病院に行ってみたら、即入院。既にステージ4…末期だった。開腹したものの、手の施しようがなかったらしい。でも、彼はその時パパになる3ヶ月前だった。余命宣告されても、「ガキが生まれるまでは死ねねぇよ」と笑っていた。そして、入院から半年後、この世を去った。その間、3回しかお見舞いに行けなかった。あっという間だった。彼にとって、その半年間は長かったのか、短かったのかわからない。痛み、苦しみに耐えながら、ガンに侵され弱くなっていく自分を感じなが...